Lark 比較2026-07-15 公開2026-07-25 更新8 分で読めます

LarkとLINE WORKSを比較 現場の使いやすさ・既読管理・料金体系

熊本の中小企業向けに、LarkとLINE WORKSを現場スタッフの使いやすさ・既読管理・料金で正直に比較。無料プランの範囲や規模別の目安も表で整理しました。

TM

中田 純平 — ツナイデ・ムスブ

熊本市 / AI 実装スタジオ

オフィスのデスクに置かれたノートパソコン

先に結論を言います

現場スタッフがLINEと同じ感覚でチャットと既読を使いたいなら、LINE WORKSが素直に馴染みます。チャットに加えて文書・表計算・業務アプリ・承認まで1つにまとめて費用を抑えたいなら、Larkが向きます。まずは両方に無料プランがあるので、現場の10人ほどで1〜2週間ずつ試してから決めるのが一番確実です。

熊本では建設・製造・店舗の現場で、いまも私物スマホのLINEで連絡を回している会社が多く残っています。既読が誰まで付いたか分からない、退職者のトークが残る、写真が個人アルバムに埋もれる。この不安を消すために「業務用のLINE」を探して、LINE WORKSとLarkの二択で迷う経営者が増えています。この記事はその判断材料をまとめたものです。

LarkとLINE WORKSは何が違うのか

一番の違いは「守備範囲」です。LINE WORKSはチャットを軸にした業務コミュニケーションツール、Larkはチャットに加えて表計算型の業務アプリや文書までまとめた統合ツールです。

  • LINE WORKS:LINEに近い操作感のチャットが主役。掲示板・カレンダー・アンケートなどが周辺にそろう
  • Lark:チャット・ビデオ会議・カレンダー・文書・タスク・業務アプリ(Lark Base)・承認までを1つのアプリに内包

言い換えると、LINE WORKSは「現場への連絡が一番のテーマ」の会社に、Larkは「連絡もするが、Excel台帳や紙の申請も一緒に片づけたい」会社に寄っています。

機能と料金の比較表

以下は2026年7月25日時点の各公式サイトの情報です。Larkの日本語料金ページは表示の仕組み上、金額の一部しか機械で読み取れなかったため、確認できた数値のみ記載し、不明な項目は「公式サイト参照」としています。

比較軸 LINE WORKS Lark
無料プラン あり(フリー) あり(無料プラン)
無料の人数上限 30人まで 公式サイト参照
有料プラン月額(1人/月) スタンダード ¥450(年)/¥540(月)、アドバンスト ¥800(年)/¥960(月)※税抜 ¥1,420(1ユーザー/月、税表記なし)
利用可能人数(有料) 制限なし 公式サイト参照
ストレージ 無料5GB / スタンダード1TB+1GB/人 / アドバンスト100TB+1GB/人 公式サイト参照
チャット・既読管理 LINE同等の既読表示。誰が読んだか一覧で確認可 既読表示あり。誰が未読か確認可
LINEユーザーとの連絡 全プランで可 公式サイト参照(標準機能ではない)
ビデオ会議 無料4人・60分 / 有料200人・時間制限なし 公式サイト参照
カレンダー あり あり
タスク管理 あり あり
文書作成 Drive等はオプション/上位プラン Lark Docsを標準搭載
業務アプリ 掲示板・アンケート等。表計算型アプリは弱い Lark Baseで台帳・在庫・案件管理を自作可
AI機能 公式サイト参照 AIノート等をアドオンで提供(¥270,000〜)
監査ログ 無料2週間(DL不可)/有料6ヶ月(DL可) 公式サイト参照
サポート 有料プランで提供(無料は×) 公式サイト参照

LINE WORKSは料金・機能の数値が公式に明記されていて比較しやすいのが強みです。Larkは金額が¥1,420という値以外は現時点で公開情報を機械的に確認できなかったため、必ず公式サイトで最新を確認してください。料金の考え方だけをもう少し知りたい方はチャット・会議・文書・タスクを別々に契約 vs Lark一本化のコスト比較も参考になります。

現場スタッフの使いやすさはどちらが上か

「初めて業務ツールを触る現場スタッフ」への馴染みやすさは、LINE WORKSがやや有利です。画面や操作がLINEに近く、説明がほとんど要りません。

  • LINE WORKS:トーク画面がLINEそっくり。スタンプも使える。年配のスタッフや外国人技能実習生にも導入の壁が低い
  • Lark:機能が多いぶん最初の画面が情報量が多い。ただしチャット単体で見れば操作は難しくない

熊本の建設現場や工場では、スマホ操作に慣れていないベテランがまだ多くいます。「まずLINEから業務用に切り替えるだけ」が目的なら、LINE WORKSの学習コストの低さは現実的な利点です。一方で「連絡も申請も台帳も一気に変えたい」場合は、複数アプリを覚え直す手間が省けるLarkの一本化が効いてきます。

既読管理はどう違うのか

どちらも「誰が読んだか」を確認できます。既読管理そのものはLINE WORKSもLarkも対応しています。

  • LINE WORKS:LINEと同じ既読表示。グループでは誰まで読んだかを一覧で確認できる
  • Lark:メッセージごとに既読・未読を確認でき、未読の人だけを絞って再通知しやすい

現場の指示出しで「読んだか読んでないか」を管理者が把握したい要望は、熊本の会社でも本当に多いです。ここは両者とも実用レベルなので、既読機能単体で優劣を決める必要はありません。トークの証跡を長く残したい場合は、監査ログやアーカイブの条件で選ぶほうが実務的です。

LINE WORKSのデメリット

LINE WORKSのデメリットは、チャット以外の機能を足すとオプション費用が積み上がりやすい点です。

  • Drive(ファイル保管の拡張)やワークフロー(申請承認)がオプション扱いで、1人あたり月額が上乗せになる
  • 表計算型の業務アプリ(在庫台帳・案件管理などを自作する仕組み)は弱く、Excelや別ツールが残りがち
  • 無料プランはメール・Driveが使えず、監査ログも2週間でダウンロード不可

「チャットは満点だが、周辺業務までまとめると結局あちこち契約する」形になりやすいのが正直なところです。

Larkのデメリット

Larkのデメリットは、公開されている日本語の料金・仕様情報が読み取りにくく、事前に全体像をつかみづらい点です。

  • 料金ページの表示の仕組み上、プラン別の人数・ストレージ・会議人数などを機械的に確認しづらい(要問い合わせ・要確認)
  • 機能が多く、最初に全部使いこなそうとすると現場が混乱しやすい
  • LINEユーザーとのやり取りは標準の得意分野ではなく、社外がLINE中心の会社だと連絡経路が分かれる

熊本の商流では取引先がLINEを常用していることも多く、社外連絡がLINE前提なら、この点は事前に確認しておくべきです。

どちらを選ぶか——チェックリスト

LINE WORKSが向いている会社:

  • とにかくLINEからの乗り換えを最優先し、現場に説明の手間をかけたくない
  • 取引先・顧客との連絡がLINE中心で、そのまま業務用でつなぎたい
  • まずはチャットと掲示板だけで十分で、機能は最小限でいい
  • 料金・機能の数値がはっきり公開されている安心感を重視する

Larkが向いている会社:

  • チャットだけでなく、Excel台帳・紙の申請・会議・文書まで一気に片づけたい
  • 複数ツールの契約を1つにまとめて費用を整理したい
  • 業務アプリを自分たちで作り、現場のデータを一元管理したい
  • 将来的にAIノートや自動化まで広げる余地を持ちたい

規模別の目安——5人・20人・50人の会社なら

判断の目安として、熊本の中小企業を想定した規模ごとの考え方を示します。金額はLINE WORKSの公開値(税抜・年額契約)でのみ計算し、Larkは公開値が¥1,420以外に確認できないため単価計算は避けます。

規模 目安の考え方
5人 まず無料プランで十分検証できる。LINE WORKSフリーは30人まで無料。少人数ならチャット中心でLINE WORKS、台帳も一緒に整理したいならLark無料プランを試す
20人 LINE WORKSスタンダードなら ¥450×20人=月額¥9,000(税抜・年額契約)が目安。承認・台帳まで一本化したいならLarkを比較検討
50人 監査ログやアーカイブなど管理要件が増える規模。LINE WORKSアドバンストは ¥800×50人=月額¥40,000(税抜・年額契約)が目安。業務アプリの自作需要が強いならLarkが候補

これは一般的な判断の目安であり、特定の会社が導入した事例ではありません。実際の金額はオプション構成で変わるため、必ず見積もりで確認してください。TSMC進出に伴う取引拡大で人手が逼迫している会社ほど、連絡だけでなく申請や台帳の手間まで含めて考えると差が出やすくなります。

出典

料金・機能は確認日時点の公式サイトの情報です。最新は各公式サイトでご確認ください。

明日からできる一歩

今日は、現場の10人前後を1グループにして、LINE WORKSとLarkの無料プランのどちらか1つに登録し、明日の連絡をそこに一本化してみてください。1週間使えば、既読管理と操作の馴染みやすさが自社に合うかどうかが、机上の比較よりはっきり分かります。

よくある質問

Q.LarkとLINE WORKS、無料プランはどちらが使えますか

どちらも無料プランがあります。LINE WORKSのフリーは30人まで・ストレージ合計5GB・ビデオ通話は4人60分までと制限が明記されています。Larkの無料プランの人数やストレージ制限は今回確認した資料では不明なため、公式サイトで最新をご確認ください。

Q.現場スタッフが使いやすいのはどちらですか

操作の馴染みやすさではLINE WORKSがやや有利です。画面がLINEに近く、スマホ操作に慣れていないベテランや実習生でも説明の手間が少なく済みます。連絡だけでなく台帳や申請もまとめたい場合はLarkが向きます。

Q.既読が誰まで付いたか管理できますか

LarkもLINE WORKSも既読管理に対応しています。どちらもグループで誰が読んだかを確認でき、Larkは未読の人を絞って再通知しやすい作りです。既読機能単体では大きな差はありません。

Q.取引先がLINEを使っている場合はどちらがよいですか

社外連絡がLINE中心ならLINE WORKSが有利です。全プランでLINEユーザーとのトークができるため、業務用のまま取引先とやり取りできます。LarkはLINE連携が標準の得意分野ではないため、社外との連絡経路を事前に確認してください。

Q.20人の会社だと月額はいくらになりますか

LINE WORKSスタンダードは1人あたり¥450(税抜・年額契約)なので、20人なら月額¥9,000が目安です。オプションを足すと変わります。Larkは公開値が¥1,420以外に確認できなかったため、正確な金額は公式サイトの見積もりで確認してください。

Q.チャットだけでなくExcel台帳や申請もまとめたい場合はどちらですか

Larkが向いています。Lark Baseで在庫や案件の台帳を自作でき、文書や承認まで1つのアプリにまとまります。LINE WORKSはチャットが主役で、文書や申請はオプションや上位プランで足す形になります。

この記事を書いた人

TM

中田 純平

ツナイデ・ムスブ 代表 / 熊本市

熊本を拠点に、Lark と生成 AI を使った中小企業の業務効率化を支援。 ツールの紹介だけで終わらせず、導入から現場への定着までを対面で伴走している。 この記事の料金・機能は、公開時点の各公式サイトの情報をもとにしています。

関連記事